日曜大工作品集 by Yukiyasu Hirose
タイル / ウッドデッキ / フェンス /
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  ウッドデッキ::
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●ウッドデッキ全貌

工事期間:2007年10月~2008年3月ほぼ完成

床面積8畳分ほど。家屋の東側に隣接する。写真は北方向に撮ったもので、左側に家屋。
木材はウリン(アイアンウッド)。堅く重い(比重0.9~1.0)が、ソリが少なく精度を出しやすい。
ウリン購入先:リーベ

ウッドデッキへの出入り口は三カ所。手前が庭から挙がるステップ。左側に、家屋からの出入り口。そして左側の奥のほうに、家の裏側通路への出入り口。
●ウッドデッキの敷地

擁壁の上に位置する。

左側に、サッシ窓。ここが家からウッドデッキへの出入り口となる。
●基礎作り~床工事

基礎には束石とコンクリートブロックを使用。束石は家屋側に使用し、束石の底と周辺をモルタルで補強。

束柱(脚)の高さは約50センチ。一部、擁壁上にある束柱は擁壁とボルトで固定して水平強度を確保(擁壁にボルトを打ち込みんで束柱と接合)。

床下の緑色のシートは、防草シート。これがあるおかげで、木くずの掃除も楽だった。

●床工事

束柱に根太をとりつける。束柱の高低は根太で水平にする。
●床工事

床は持ち上げれば取り外すことができる。床下に収納スペースを使えるようにした。持ち上げるための取っ手はまだ付いていない。

手前はワークベンチ(作業台)と小道具。初めの頃は工具が少なく、必要を感じて買い増していった。
●床工事

北東部に床が鋭角に突きだしている。突端から左側は足下に擁壁がないので、オーバーハングの状態になっている。擁壁の下から約3.5メートルほどの足場を作ってから工事した。
●床工事

床をブロック状に作り、継ぎ足すことで床全体をカバーしていく。

雨対策のため、作成した順に塗装。キシラデコール使用。
●柵の取り付け

柵を作っているところ。できたばかりの床の上で作業。作業スペースをやりくりしながらの作業であった。
●ルーバー付きの柵

隣家の窓と面している部分には、手すりの上にさらに柵を取り付けて双方の目隠しになるようにした。ルーバーは角度を数段階で変えられるようになっている。
●ルーバー付きの柵を取り付けた

ちょうど向こう側に隣家の窓が透けて見える。
●ガスヒーターのカバー

床暖房用のヒーターがあるため、これを覆うカバーを作成。同じウリン材を細く切って組み立てた。
●裏側通路との出入り口の扉

家の裏側通路(幅60センチほど)との出入り口に扉を設けた。これはちょうど扉を開けたところ。扉は全面ルーバーにしている。
●作業風景

ガスヒーターのカバーを作っているところ。ウッドデッキの完成に近づくにつれ、小物にも取りかかるようになった。

中央にあるテーブルと長いすも既にできている。このテーブルが作業台になった。
●庭からのステップ

ステップは2段あり、いずれも取り外しが可能。取り外すと、開口部を通して長い木材を水平に出し入れすることができる。
●床を持ち上げたところ

全ての床はこうして持ち上げて取り外すことができる。根太の上に載せているだけ。

床の高さは60センチ。ここが床下収納になる。
●床を持ち上げたところ
●背もたれになっている長いす

長いすは2つ作成。うち1つはこうして座面の3分の1が持ち上がって背もたれになる。角度は幾段階かの可変式にしてある。

テーブル、椅子のいずれもウッドデッキと同じウリン材。
●オープン状態の柵

柵は板をスリット状に並べて作ったものを2つ重ねて立たせている。1つは手すりの下で板幅1つ分動くようにしてある。

これはスリット(隙間)が完全に合うまで動かした最もオープンな状態。

●クローズ状態の柵

これはスリットが交互になるまで動かした状態で、視界を完全に遮ることができる。

●ルーバーを閉じたところ

手すりの上に取り付けたルーバー付きの柵。ルーバーはアルミの細板で連動するようにしてあり、羽根板が同じ角度で動く。
●ルーバーを完全に開けたところ

●裏側通路への扉

左から
工具棚のフタ(赤色)
裏側通路への扉
ルーバー付き柵

扉のカギは、かんぬきを左右に動かす取っ手で閉じる。

●パーゴラを取り付ける

現在は梁と梁の間に日よけシートを張っている。

●ウッドデッキを二階から見下ろす

上部に見えるのはパーゴラ。

床に置いてあるのは左から椅子、テーブル、椅子。左側の椅子が赤茶色なのは塗料を縫ったばかりで、木目の元々の赤茶色が鮮やかに出ているため。

ウリン材は日が経つと赤茶色からシルバーグレイに変化する。
●ウッドデッキを2階から見下ろす

オーバーハングした部分をクローズアップ。ここから見える景色が良い。
●ウッドデッキを2階から見下ろす

ウッドデッキ南側部分。

電灯を作り、パーゴラにつり下げた。
●テーブルの脚

テーブル、椅子もウリン。

テーブルは脚と天板が組み立て式。分解すると脚は閉じて小さくできる。脚の底はゴムを履かせている。

左側は背もたれ付きの長いす。
●パーゴラの組み付け部分

ウッドデッキにパーゴラを取り付けた。
柱は9センチ×9センチ。
パーゴラの梁部分は、12センチ×3センチの板を並行に2枚つなげて作成。2枚をつないでいるのはステンレスパイプ(直径3センチ)。

このステンレスパイプはものをぶら下げるのに役立っている。現在は、花鉢、灯り、日よけシートなど様々なものがぶら下がっている。
●工具棚に工具箱をセット

ウッドデッキの脇に工具用の棚を7段設け、そこに工具箱を置いた。棚、箱、いずれもウリン。

現在この工具箱は使われていない。草花を植えようというプランも。

工具などの工具類が思った以上に増えてしまい、別のところ(駐車場の工具棚)にまとめて置くことにした。
●ウッドデッキから南方

ウッドデッキの南方(向かって奥のほう)に庭にしているスペース。

ちょうど角のところに見える土は、これから植樹しようとするところ。これは家内が担当。
●ウッドデッキから南方に植樹

角にゴールドクレストを2本植えた。植えたばかりの頃、風でよく倒れたが現在はしっかり根付いている。
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